【ほわ～い話】加賀谷家 防空壕跡は地域のお年寄りが空襲から避難できる場所として私財を投じて建造した件

加賀谷家防空壕跡は、大阪府大阪市住之江区南加賀屋4丁目にある防空壕の跡です。1945年（昭和20年）に、加賀谷保一氏が地域のお年寄りのために私財を投じて建築しました。防空壕は、コンクリート製で、高さ2メートル、幅5メートル、奥行き10メートルの長方形です。内部には、電線やラジオ用アンテナ線が張られ、井戸や奥まった小部屋もありました。防空壕は、終戦前日の8月14日に完成し、終戦後もしばらくの間、地域の人々が避難場所として利用していました。現在、防空壕跡は、大阪市の史跡に指定されています。

加賀谷家防空壕跡は、戦争の悲惨さを後世に伝える貴重な史跡です。防空壕跡を訪れ、戦争の記憶を忘れないようにすることが大切です。