保護猫のりしお、ついに卒業!涙の最終回から学ぶ猫の譲渡会の裏側

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のりしお

皆さん、こんにちは。譲渡会のスタッフの私が、TV番組「嗚呼!!みんなの動物園」でお馴染みの保護猫「のりしお」の卒業ストーリーをお伝えします。のりしおは池崎一門が保護し、9か月半もの間愛情を注いできた特別な猫です。彼の卒業までの293日間を追って、一緒に涙してくださった皆様に感謝の意を表すとともに、譲渡会の裏側をご紹介します。

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保護猫「のりしお」とは?

のりしおは、池崎一門が保護し、自宅で世話をした保護猫です。彼は最初、人間が苦手で、人に近づくことを極端に嫌がる子でした。しかし、愛情と時間を掛けることで、少しずつその壁は低くなり、人間との関わり方を学んできました。9か月半という時間は保護活動の中でも比較的長い期間ですが、のりしおにとって必要な時間だったのです。

譲渡会とは何か?

譲渡会とは、保護された動物を新しい家族に引き取ってもらうためのイベントです。具体的には、保護猫や犬を見てもらい、それぞれの性格や特性に合った新しい飼い主さんを探す場所です。譲渡会は、飼い主となる方々に対して、動物の現状を透明性を持って伝える場でもあります。どんなに可愛い子でも、体調や性格により飼い主さんとの相性が合わない場合もあるからです。

のりしおとの初譲渡会

のりしおの初譲渡会は、彼にとって大きな挑戦でした。人間が苦手だった彼は、多くの人々が集まる場所に行くことに恐怖を感じていました。しかし、池崎さんの優しくて根気のある支援のおかげで、のりしおはこの大きなステップを踏み出すことができました。それでも、最初の譲渡会では新しい家族を見つけることはできませんでした。

池崎さんの決断と成長したのりしお

初の譲渡会が終わった後、のりしおと池崎さんは更なる成長と調整の期間を経ました。池崎さんは、のりしおがより良い生活を送るため、そして新しい家族とより良い関係を築くために、彼にさらなる時間と労力を投資しました。その結果、のりしおは次第に人間を恐れる心を和らげ、他の人々と触れ合うことに少しずつ慣れてきたのです。

リベンジ譲渡会とのりしおの卒業

そして、ついにその日がやってきました。リベンジ譲渡会の日。初めての譲渡会に比べ、のりしおの態度は大きく変わっていました。以前の譲渡会の経験と、その後の池崎さんと過ごした時間が彼を成長させ、譲渡会への恐怖心を克服させたのです。

その日、のりしおは新しい家族と出会いました。彼らはのりしおの特性を理解し、のりしおが必要とする愛情と時間を彼に与えることを約束しました。のりしおの293日間の旅路は、新しい家族との出会いという、最高の結果で締めくくられました。

最後に

のりしおの物語は、一匹の猫が人間との関わり方を学び、新しい家族と出会うまでの壮大な旅でした。彼の物語は、保護活動の素晴らしさとその重要性を改めて示してくれます。

保護猫たちは、ただ単に新しい家を探しているだけではありません。彼らは愛と理解を必要としています。そして、そのことを念頭に置いた飼い主さんが見つかると、彼らはその愛情を倍返しにすることができます。

私たち譲渡会のスタッフは、この素晴らしい瞬間を作り出すために、日々努力しています。そして、私たちは皆さんに協力していただきたいのです。保護活動に関心を持つこと、譲渡会に参加すること、そして何よりも、新しい家族として保護猫を迎え入れること。それが、のりしおのような猫たちが新しい家族と出会うために必要なことなのです。

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