“不滅の法灯”の導く教え – 延暦寺の旅の件

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不滅の法灯
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帰れマンデーの旅の舞台:「京都の奥座敷」から滋賀県へ

帰れマンデーで、本日の旅のスタート地点から話を始めたいと思います。旅の始まりは、夏の避暑地として知られる京都市北東部、いわゆる「京都の奥座敷」です。この地から秘境路線バスに乗り、滋賀県にまたがる世界文化遺産、比叡山延暦寺を目指します。バスの窓から見える風景は、都市の喧騒からは程遠い、日本の原風景を彷彿とさせます。

目指すは比叡山延暦寺

比叡山延暦寺は、現在約10年がかりの大改修工事が行われている場所です。その中心に位置するのが「根本中堂」。この大規模な修復工事のために、普段見ることのできない貴重な光景が展開されています。そして、それを目の当たりにするために、国内外から多くの人々が訪れているのです。

撮影厳禁エリアへの特別な許可

今回、私たちは特別に撮影許可をいただき、普段は一般の人々が入ることのできないエリアへと足を踏み入れることができました。その中で特に注目したいのが、「不滅の法灯」です。これは、比叡山延暦寺の創設者である最澄自身が灯したと伝えられ、1200年間、一度も消えることなく守られてきた灯りなのです。

不滅の法灯とは?

では、「不滅の法灯」とは一体何なのでしょうか?これは、仏教における重要な概念で、不滅の法灯は「不滅の教え」を象徴しています。灯りが絶えず燃え続けることで、仏教の教えが永遠に続くことを表しています。具体的には、慈悲深い心や平和への願い、そして生命への尊厳など、仏教の重要な教えを表しているのです。

最澄と不滅の法灯

最澄は、日本で初めて真言密教を開いた人物で、その教えは今も日本各地で受け継がれています。不滅の法灯は、最澄が自らの教えを後世に伝えるために灯したもので、その灯りが今も消えることなく続いていることから、最澄の教えが現代でもなお生き続けている証とも言えるでしょう。

結び

一見するとただの灯りに見える不滅の法灯ですが、その背後には深い教えと歴史が息づいています。最澄が1200年前に灯したその光は、現代においても私たちに仏教の教えを伝え続けています。そして、その教えを受け継ぐ私たち一人ひとりが、新たな「不滅の法灯」であると言えるでしょう。

以上が、「不滅の法灯」の導く教えについての記事となります。比叡山延暦寺を訪れることで、この「不滅の法灯」に触れることができます。その灯りが、私たちの心に何をもたらすか。その経験は、きっと人生にとって価値あるものになるでしょう。

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