【珍百景】小6年だった島田有吾さんが難関国家資格 気象予報士の試験に合格の件

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福岡市早良区の西新小学校6年生、島田有吾さん（12）が、合格率5.5％の難関国家資格、気象予報士の試験に合格しました。小学生での合格は、2017年の北海道の女子児童に続いて2人目。男子最年少の合格です。

島田さんは、幼稚園の頃から天気予報に興味を持っていました。ある日、空を見上げて予報と異なり雨の予感がしたため、傘を持っていき、正解したのがうれしかったそうです。小学2年生の時にテレビ局を見学し、気象予報士が実際に使う精緻なデータを見せてもらい、「君もなったら」という言葉に背中を押されました。

4年の3学期から通信講座のDVDで勉強を始め、5年生で初めて試験に挑戦。あきらめずに学び続け、過去の問題を解いては、父親や母親にも解説したそうです。今年1月、小学生最後となる4回目の試験に挑戦し、合格しました。

島田さんは、4月からは地元の中学校に進学し、放送部で話術に磨きをかける予定です。現在は、台風のデータ分析に取り組んでいます。将来は、テレビで天気予報をしたいそうです。

島田さんの合格は、多くの人々に夢と希望を与えました。彼の活躍を期待しています。