主婦の店さいち:地元密着型スーパーの人気秘密
宮城県秋保にある地元志向の小さなスーパー、「主婦の店さいち」。ここはコンビニくらいの広さの小さな店ながら、なんと一日平均で5,000個、お彼岸の中日にはなんと20,000個ものおはぎが売れるという人気店なのです。
理想のおはぎ第一の条件:つぶあん
私自身、つぶあん派です。つぶあんとは、あんこ(甘く煮た小豆)が一粒一粒残っているタイプのものを指します。そもそも、原料が豆なのだから本来あんことは粒であるべき、と私は思っています。その理由は、つぶあんには元の豆の食感や味が生きており、これを濾したり練ったりすることで豆本来の風味が損なわれてしまうからです。今は保存技術も高いので、一年中つぶあんで食べることができます。
理想のおはぎ第二の条件:甘さ控えめで豆の風味を感じられるあんこ
「甘いものは、甘ければ甘いほどいい」というのが私の持論でしたが、最近では「素材の良さを生かす」という考え方に魅力を感じています。さいちのあんこは塩気が利いていて甘さ控えめ。しかし、その控えめな甘さが豆の風味を引き立てています。また、甘さが控えめなので、大きめのおはぎでも胸焼けせずに一度に二つ食べることができます。
理想のおはぎ第三の条件:たっぷりのあんこ
理想的な甘さを持つあんこが、たっぷりと使われているおはぎこそ、理想のおはぎと言えます。さいちのおはぎはあんこがたっぷり。製造方法のコツとして、あんこをくるっと裏側まで回して包むそうです。店主のエピソードとして、あんこが少ないおはぎを見つけては「うちのおはぎは寿司じゃない」と製造担当者に注意する、という話があります。それほどまでにあんこへのこだわりがあるのです。
理想のおはぎ第四の条件:ごまおはぎも美味しい
一般的なごまおはぎは、表面に薄くごまをまぶし、中にあんこが入っていることが多いです。しかし、さいちのごまおはぎは違います。さいちのごまおはぎは、ごまがたっぷりまぶされており、中にはあんこが入っていません。これにより、ごまの風味をダイレクトに感じることができます。これこそが「ごまおはぎ」であるべきだ、と思うごま好きの方々もきっと納得できるでしょう。
さいまとめ:さいちのおはぎへのこだわり
以上のように、さいちのおはぎは四つの条件を全て満たす、まさに理想のおはぎです。つぶあんの使用、甘さ控えめで豆の風味を感じられるあんこ、たっぷりと使われたあんこ、そしてごまおはぎまで美味しいという特徴を兼ね備えています。そんなさいちのおはぎを一度味わったら、きっとあなたも私と同じように理想のおはぎを見つけた、と感じるでしょう。
番組:潜在能力テスト
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